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【生産者インタビュー特別編】Slow Farmの野菜

現在、店頭のショーケースにならぶ『シルクスイートのスイートポテト』、『かぼちゃのタルトモンブラン』には、Slow Farmの畑で採れたさつまいもとかぼちゃを使用しています。


私たちの農園パティスリーがある川崎市は都市近郊ながら農業が非常に盛んな地域です。ブルーベリーや桃、ぶどう、和梨といった旬の素材も川崎市内の農家さんが生産したものにこだわって使用してきました。


これまでの生産者インタビューでは、生産者の方にお話を伺い、こだわりや美味しさを教えていただいていますが、第5弾となる今回は、私たちのSlow Farmのこだわりや想いを皆さまにお伝えします。



————— Slow Farmの畑


私たちの畑は、いちごハウスのある早野と少し離れた平和台にあります。


早野は田園風景の広がる稲作が盛んな地域で、現在野菜の栽培を行っている畑もいちごのハウスが建つ場所も、前は田んぼとして使われていました。そんな早野の畑は水持ちが良いのが特徴で、夏にはかぼちゃとトウモロコシ、今はブロッコリーを主に栽培しています。一方、平和台の畑は水捌けが良く、トマトやキュウリ、ナスといった夏野菜を始め、さつまいもや葉物野菜など早野とは違った野菜を栽培しています。


それぞれの土壌の性質などに合わせて、その土地にあった野菜を育てています。





————— 今回ケーキに使用している素材の特徴


さつまいも 『シルクスイート』



絹のようにしっとりなめらかな食感が特徴です。収穫後に貯蔵することで粘質に変化し、甘さも増します。しっかりと貯蔵し、熟成されたシルクスイートは、水分が多く、食感が絹のようにしっとり滑らかに焼き上がります。寝かせた時間によって、ホクホク食感とねっとり食感を楽しめる品種のさつまいもです。


かぼちゃ 『ブラックのジョー』



2018年に出てきた新しい品種のかぼちゃです。味が濃厚でしっとりした口当たり。皮の色が濃く黒いのが特徴です。例年かぼちゃは作っていませんでしたが、Slow SweetsのOPENを期に、いちご以外にも自分たちで育てた野菜をスイーツにしたい思い、栽培を始めました。





————— 『見える』という価値


私たちは自分達が口にするものの生産現場がみえるということは一つの価値であると思っています。


お菓子を作る裏側には、必ずその原材料を作る生産者がいます。ですが、お菓子の原材料はどんな人が、どんな場所で作っているかってすごく見えづらいと思います。


お菓子を作り出すSlow Sweetsでは、商品を通して、素材を作る生産者をお伝えするようにしています。生産者がどのようなこだわりを持って育てた食材か、またそれを活かしてプロのパティシエがどう商品にしていったか、お客さまにも知って頂きたいと思います。


自分の住む地域で採れたものを、その地域で消費していく。これから『いちご』だけでなく、いろいろな作物の生産現場が見れるような体験の場も設けながら、作られているところから自分自身の口に入るまでが見れるような形を私たちは作っていきます。





■さつまいも・かぼちゃを使った商品はこちらでチェック

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